2010年3月19日金曜日

「気候ネットワーク」、排出量公表制度2007年データ分析の結果を公表

 NGO「気候ネットワーク」の分析によると、2007年度の日本国内の温室効果ガス排出総量の50%は電力・鉄鋼をはじめとする大手44社から排出されています(右の円グラフ参照)。しかもこの44社の合計排出量は前年比9%も増加しています!
 イギリス等温暖化対策先進国では既に企業に排出上限を課し、排出削減に成功しています。日本の民主党も昨年8月の衆議院議員選挙では排出量上限枠付きの排出量量取引制度を掲げました。しかし大企業の猛反対にあい温暖化対策基本法案には明記されていません。また、2020年までに90年比25%削減するという目標も、「すべての主要な国の参加する枠組みと意欲的な目標が合意された日以後に実施する」としており、対策を遅らせる可能性を残しています。

 企業名やその他詳細なデータは、「気候ネットワーク」のウェブサイトにPDFファイルで公開されています!

2010年3月3日水曜日

地球温暖化を考える「科学の目」講座のお知らせ!

 社会問題や最新の学問を学べる「科学の目」連続講座。毎回専門家や学者など第一人者の話が聞けます。
3月には、2つ温暖化企画があります♪友達誘ってぜひご参加を~
 主催は、民青同盟都委員会と共産党都委員会が中心でつくっている実行委員会です。


「どうする?どうなる?地球温暖化」
~COP15に参加した笠井あきら衆議院議員に聞く~

 「科学者は仕事をした。次は政治家の番だ」(潘基文国連事務総長)と言われる地球温暖化問題。日本共産党ヨーロッパ視察に参加し、ドイツやイギリスの政府責任者達と意見交流した笠井衆議院議員が講師です。

日時:3月6日(土)18:00~20:30
場所:全理連ビル9階会議室A
JR代々木駅北口向かいのビル。1階はマクドナルドです。



「みんなで考える地球温暖化」

講師:歌川学さん
 産業技術総合研究所エネルギー部門主任研究員、財団法人政治経済研究所主任研究員
温暖化抑止を実現するための技術や政策を幅広く聞け、抑止の具体的な展望が持てます!NGOでも活躍する研究者です。

日時:3月22日(月)14時~17時
場所:新宿農協会館8階
新宿駅南口から徒歩5分です。

お問い合わせは「科学の目」連続講座実行委員会まで