2012年11月29日木曜日

イマッピのおもい

イマッピのCOP18参加にかける思いを少し書きたいと思います
温暖化問題はすでに他の災害と相まって、人々のいのちを奪い、生活を危険にさらしています。温暖化による20cmの海面上昇がなかったら、東日本大震災の大津波による犠牲者は数百人少なかったかもしれません。台風やハリケーンの大型化は、多くの国で人々に猛威をふるっています。干ばつは人々の飲み水と食糧生産条件を奪っています。さらに、十分な対策をとらないと、今後4℃以上の温暖化が予見されており、数十億人規模での水不足や生態系の大規模破壊といった、私たちと地球環境の根本を脅かすような被害が予見されています。私はこうした被害を少しでも食い止めたい、そのために国内でも取り組みを進めています。COP18で少しでも前向きな国際合意ができるよう、NGOイベントへの協力やアピールウオークへの参加、会議の傍聴など頑張っていきたいと思います。
同時に、福島第一...
原子力発電所の事故による被害はあまりにも深刻です。16万人の避難者の方々、そして福島市など線量の特に高い地域で生活されている方々の不安は、私たちは相当な意識を持っていても、なかなか見えにくいものだと思います。ましてや、COP18に集まりエネルギー問題を議論する日本や世界の代表の方々にはなおさらです。私はこの事故を経験した日本から、福島第一原子力発電所の事故の被害と、そこで暮らす人々の辛い思いを、少しでも国際社会に届けたいと思います。かんさみ代表団は原発被害を訴えるチラシを配り、アピールウオークでも原発から自然エネルギーへの転換を訴えます。
今回の代表派遣も、何百人もの人たちのカンパにより支えられています。カンパしてくださった方々、本当にありがとうございます。その人たちの思いにこたえるためにも、温暖化や原発事故被害に苦しむ人たちのためにも、現地でのアクションを頑張ります!また、フェイスブックやブログ、ツイッターkannsamiでも現地の様子を随時発信していきますので、ぜひともご覧ください!

COP18かんさみ代表団、ドーハへ到着!


 こんにちは~COP18代表団のイマッピです!カタールのドーハに着きました!
私たちの環境サミットでは、今年も温暖化交渉の前向きな合意の一助となり、またエネルギー問題が焦点となる国際会議の場で原発事故の被害を訴えるため、4人の代表団をドーハに派遣しました。いまだに16万人もの人がストレスフルな避難生活を余儀なくされ、放射能のリスクに多くの人々がおびえる原発事故。この事実と、現地で聞き取った生の声を、私たちは国際社会に届けたいと思います。また、温暖化交渉のリアルな様子を随時日本にも届けたいと思いますので、今後の記事も乞うご期待!
ドーハは外気温は日中25~30度あり、外はとても暖かいです。しっかーし、産油国でエネルギーが豊富にあるせいか、建物内はエアコンかけまくりで寒いです。ホテルのエアコンにも、「停止」ボタンが壊されていてない・・・著しい節電の余地を感じるイマッピでした。